愛媛旅で見つけた「毎日の食卓を華やかに♪」砥部焼人気窯元５選♪

砥部焼というと藍色で描かれた厚みのある白の器が一番頭に浮かぶと思いますが、実は現代砥部焼は普段使いに軽いものが多く、バリエーションもかなり豊富です。伝統的なものからカラフルなもの、アジアンなもの北欧風なもの、現代の食卓に映えるお洒落なデザイン＆スタイルの器がたくさんあります。100軒以上の窯元が集まる愛媛県砥部町から、お気に入りがきっと見つかる人気窯元5軒をご紹介します。

ヨシュア工房
砥部焼と言えば、ヨシュア工房♪
おすすめを聞くと大半の方から「ヨシュア工房」の名前が出てきます。
目を引く鮮やかなブルー♪「瀬戸の海」と「伊予の空」を表現したそうです。
ヨシュア工房にしか出せないディープな青藍色のヨシュアブルーです。

伝統的な砥部焼は、呉須と呼ばれるコバルトを含んだ藍色の顔料で絵付けをしています。一見同じような藍色に見えますが、その呉須の配合の仕方や焼き方によって出てくる藍の色は千差万別、窯元によって微妙に色が違います。

ヨシュアブルーシリーズは、藍と白だけのシンプルデザイン。美しさを左右するのは、白藍のバランスと絶妙なグラデーション。この絶妙な色の美しさを出しているのはスプレーガン。刷毛塗りではなく、数種類のスプレーガンを使い分け、細かく何度も何度も色を吹き付けて、色の厚みとグラデーションを出しています。

ジャンルを問わず、どんな料理でも引き立たせてくれると評判のヨシュアブルーシリーズ。和食のみならずイタリアンやスペイン料理の店などからも発注が多いのだそうです。
ヨシュアの食器を使うだけで食卓に高級感が出てきます♪
ヨシュアブルーはどんな食材をも引き立たせる魔法の色として近年人気急上昇中。マグカップもコーヒーの色を引き立たせ、より一層美味しく飲めると評判で、2017年4月の藤原竜也さん主演のTBS系金曜ドラマ「リバース」で存在感ある小道具として使われているそうです。ヨシュアブルーカップ、ぜひチェックしてみてくださいね。

和将窯

シンプルなモノトーン調のデザインの和将窯♪
愛媛県の工芸品である砥部焼きの伝統を生かしつつ、白と黒をコンセプトに独自のデザインアートを展開。
どんな料理にも合いそうなシンプル且つ繊細なデザインなので、器が変わるだけで毎日の食卓に高級感が出ます♪

エチュード模様にハートや花を描いた作品があり、一つ一つ手作りの為それぞれ模様が異なります。全てが世界でたった一つの価値ある作品です♪
こちらも映画「未来へのかたち」の劇中にも和将窯の作品が登場しています。
砥部町を舞台に、壊れてしまった家族が陶芸を通じて絆を取り戻していくストーリーです。
ぜひチェックしてみてください♪

水彩画のような淡いデザイン♪「東窯」

水彩画のような淡い色調のデザインの「東窯」。今までの砥部焼にない優しいカラーが特徴的です♪季節にあったテーブルコーディネートができる華やかで可愛らしい作品を毎期発表しています。
愛媛の今治タオルとコラボした商品もあるので、揃えてテーブルコーデしたくなりますね♪

東窯の描くうつわのテーマは「日本の着物の帯のようなうつわ」。単体でも美しく、主役の着物を引き立たせる調和性をもつ帯。そんな帯のように、料理を引き立たせ、食事が終わってからも楽しめるうつわ。「お皿を使ってくれる人がいつもハッピーでいられること。後片付けも楽しく出来るうつわを心がけています」
女性の陶芸家さんなので、細かなまで想いが詰まっています♪
根強い人気の定番シリーズをいくつか持つ東窯の中でも、最近の一番人気がこちら「PS　Blue」シリーズ。追伸という言葉が持つイメージのように、ひかえめな青を使ったシンプルなデザイン。青の花びらの濃淡をアクセントにしたこのシリーズは、機能的で使いやすく、どこか北欧的なデザイン。伝統的な砥部焼スタイルのぽってりしたどんぶりも、このシリーズに入ればサラダボウル、パスタボウルとしてスタッキングも美しく、スタイリッシュに変身します♪