調査概要
女性の「汗対策」「汗のニオイケア」についてのアンケート
アンケート対象: 20〜40代の女性
調査方法: インターネット調査
調査期間: 2023年7月4日~2023年7月14日
調査地域: 全国
有効回答数: 286名
調査機関: Lancers
対策はぬかりなし!90%以上の女性は「普段から紫外線対策をしている」。紫外線対策は複数併用がトレンド
さんさんと降り注ぐ太陽の光は気持ちいいものです。適度な日光浴は体と心の健康維持に欠かせません。
しかし太陽光に含まれる紫外線には、メラニン色素の生産を促進し、皮膚の組織を破壊してしまう作用もあります。
「肌の老化の原因の8割は紫外線である」ともいわれており、紫外線による日焼けの悪影響は、今や広く知られるようになりました。
今回、20~40代女性に実施したアンケートでは「普段から紫外線対策をしている」と答えた方の割合は90.7%。
「最近の紫外線対策(複数選択可)」を尋ねたところ、もっとも多かったのは「日焼け止めを使う」(251票)でした。次いで「日傘や帽子、アームカバー、サングラスなどのUV対策アイテムを使う」(218票)、「UVカット効果のあるスキンケア用品・メイク用品を使う」(187票)、「日陰を歩く」(146票)という結果に。
近年は「飲む日焼け止め」などと称されるサプリメントや、美容内服薬もよく目にするようになりました。
しかし今回の調査では「サプリメントを飲む」(35票)、「美容内服薬を飲む」(2票)という結果でした。
紫外線対策の一環でサプリメントや美容内服薬を飲む方法は、まだ一般的とはいえないのかもしれません。
84%もの女性がうっかり日焼けの経験あり!?主な部位は腕・足の甲・顔
しっかり知識を得て、日常的に紫外線対策をおこなっていても、84.9%の女性は「うっかり日焼けをした経験がある」と回答。
「うっかり日焼けをしたことがある部位はどこですか?(複数選択可)」と尋ねたところ、1位「腕」(100票)、2位「足の甲」(97票)、3位「顔」(70票)という結果に。次いで「手」(64票)、「デコルテ」(61票)、「頭・頭皮」(57票)と続きました。
日焼けをしてしまったら、ここからお伝えする3ステップのアフターケアをおこないましょう。
顔だけでなく体にも使える対処法なので、うっかり日焼けしたときはトライしてみてくださいね。
ただし冷やしても皮膚が真っ赤で、痛みがある、水ぶくれができているなど、症状が酷いときは皮膚科を受診してください。
ステップ1.冷やす
まずは24時間以内に日焼けした部位を冷やすことが大切です。
日焼けした肌は、軽いやけどをした肌と同じ状態。
肌には炎症が起こっているため、鎮静化し、皮膚のダメージを最小限に抑えるレスキューケアをしなければなりません。
冷やす際は、濡らした冷たいタオルや、タオルで包んだ保冷剤などを日焼けした部位に当てるようにします。
背中など広範囲を日焼けしてしまったら、低温のシャワーを使いましょう。シャワーで冷やす際は、水圧を弱め、肌に負担を与えないようにしてください。
日焼けを冷やす時間の目安は、1回につき15分〜30分程度です。氷などで冷やしすぎると、凍傷になる可能性があるため注意してください。
また、冷却シートの使用は控えましょう。日焼け後のデリケートな肌に刺激を与えてしまいます。
ステップ2.保湿する
日焼け後の肌は、水分を失い、非常に乾燥しやすくなっています。
そのため、肌を冷やした後は、十分な保湿をおこないましょう。
ステップ3.美白ケアアイテムを使う
日焼けは、肌のメラニン色素を増やし、シミやソバカスなどの色素沈着を招きます。
そこで日焼け後の肌が落ち着いたら、美白ケアアイテムを使用しましょう。(※美白…メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ)
メラニンの生成を抑制し、これからできるシミやソバカスを効果的に予防できます。
ナイアシンアミドやビタミンC、アルブチン、レチノールなどメラニンの生成を抑制する成分が含まれたスキンケアアイテムを選びましょう。
コメント